Winmostarの概要

Winmostarは、千田範夫氏によって個人で開発された、フリーの計算化学支援ソフトです。Windows上で分子軌道計算を行う際、その入力作成や出力可視化にかかる時間を大幅に削減することができます。複数の計算プログラム(MOPAC/MOS-F, GAMESS, Gaussian)に対応しており、Winmostar一つでこれらのプログラムを利用した計算が可能になっています。
プログラムの動作が非常に軽快で、グラフィック性能の高くないPC上でも動かすことができます。これは、分子表示を擬似3D(2D)表示にしているためで、高品質のグラフィックを得たいときは、様々な外部ツールと連携をとることにより質の高い3D分子モデル/画像を作成することが出来ます。具体的には、VRML View, Cosmo player, mercury, chemscape chime, Povrayに直接分子の立体構造データを引き渡し、シームレスに高精細なグラフィックに変換することが可能です。
その他にも、X線結晶解析データの標準であるCIFファイルの読み込み、分子力学による簡易構造最適化機能、マウスによるグラフィカルな分子の編集だけでなくz-matrixと分子を見比べながらの直接編集が可能、ソフト自体の動作が軽快など、従来の計算フロントエンドツールとは一線を画したソフトウェアです。

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