計算の本を購入。

[本記事は私が以前書いていたblogからサルベージしたものです]

今日の夕方、セブンアンドワイで購入した本「高精度分子設計と新素材開発(季刊化学総説46)」が届いた。

この本は、計算機化学で用いられる各種理論(近似モデル)について平易に述べられ、またそれぞれの有利点・不利点について書かれている。そして、それら理論計算の応用を、新素材開発という側面に絞って紹介している。
私の現在の研究対象は新素材開発ではない(全く違うとも言い切れない…)。しかしながら、改めて基礎を振り返りたいと思ったときに、ぱっと読める本として手元にあって損は無いと考えて購入した。もう、4800円という値段が高いかどうか、などという金銭倫理は大学のときの教科書の購入で破綻済みである。
(大学の専門化学の講義で用いられる教科書は基本的に3000~10000円なので、一般の本を買うつもりでいると一冊も買えない)

最近は同人CDばかり購入していたので(これを否定するつもりも毛頭ないが)、仕事にプラスになる投資というのも、たまには悪くない。
ちなみに、この本を買った理由は自己投資以外にもうひとつ。私が大学時代に講義を受けた、山邊信一先生,永瀬茂先生が執筆者として入っている、などという妙にミーハーじみた理由である。もちろん、両先生とも私のことを覚えているはずもないが…

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