Firefly 8.2.0リリース

いつのまにか、Fireflyのマイナーバージョンアップが行われていたようです(8.2.0)。メールで一斉に連絡がありましたが、Newsの方を更新してなきゃ気づきませんてこれ(笑

さて、8.1.1から8.2.0になって、RI-MP2が使えるようになっています。ORCAと違って基底関数のライブラリを作成したり面倒ではありますが、MP2計算を大幅にスピードアップできます。

  1. 後々楽になるので、auxiliary basis setのライブラリを作成しておきます。C-typeのaux-basisをFireflyのページからダウンロードし、txtファイルを一つに統合します。ファイル名は適当に。(私はdef2_aux.libとしています)
  2. 入力ファイルでは$MP2でRI=1を指定し、$RIMP2でEXTFIL=1 AUXBAS=(ライブラリ内で指定している基底関数名)を指定します。
  3. 実行時にオプションで-extbを指定し、引数に1.で作成したライブラリファイルを指定します。

具体的な入力ファイルとしては、例えばこんな感じです。

上記ケースではRI-SCS-MP2/Def2-TZVPPですね。この記事を書いているノートPCで90秒ほどかかります。

もう少し大きな系で計算してみると、以下のような結果です。アデニン-チミンのワトソンクリック塩基対(BEGDBのS22データセット88番)のエネルギー計算をMP2/Def2-TZVPで行いました。

 MP2 (sec)Total (sec)
Normal449.0810.1
RI23.2383.4

MP2のパートがRIで圧倒的に高速化されてますね。

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