先週、ORCAのマイナーバージョンアップ(4.0.0.2→4.0.1)がありました。すでに全バイナリがダウンロード可能になっていますので、早速私もアップデートしてみました。
今回のアップデートは機能強化はなく、バグ修正のみということですが、計算パフォーマンスも大きく向上しているように感じます。(※Linux shared library版をWSL上で動作させた場合のみの感想です)
DLPNOについては、MP2もCCSD(T)も計算時間が短縮していますし(およそ10%)、CISもです。通常のSCF計算も少し改善していますが、こちらはよほど大きな分子・基底関数でない限り違いは感じないかもしれません。
ver.4を使ってらっしゃる方は、忘れずにアップデートしましょう。
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