計算で細胞をシミュレート?

[本記事は私が以前書いていたblogからサルベージしたものです]

さて、こんなニュースが。

「仮想細胞」で反応予測 未知の現象、実験でも確認

計算機の進歩とともに、細胞や生物を計算機上でシミュレートしようという試みは行われ始めましたが、ついにここまできたかと。
従来のような実物による実験では発見が困難な現象(つまり、複数の反応が複雑に絡み合って、素過程の分離が困難な現象など)も、計算機上であれば、一つの素過程を素抜いてシミュレートしたりできる(と思う)ので、未知の現象の発見への重要な道筋となる。その成果が早速現れたということでしょうか。

かといって、計算を過信するのは非常に危険なのですが…
計算自体に意味があるのかどうか?というのは、根源的で且つ判断の難しい問題であるように思います。

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