Granovsky先生の訃報
Fireflyの開発者であるAlex A. Granovsky先生が、昨年末に逝去されたと知りました。 このサイトの黎明期から、Firefly (PC GAMESS)は、貧弱なPCでも高速にab initio MO計算を走らせることができる [→続きを読む]
Fireflyの開発者であるAlex A. Granovsky先生が、昨年末に逝去されたと知りました。 このサイトの黎明期から、Firefly (PC GAMESS)は、貧弱なPCでも高速にab initio MO計算を走らせることができる [→続きを読む]
分光学的に測定される分子のプロパティの中で、NMR(核磁気共鳴)スペクトルは有機化学者にとって最もなじみ深いものではないでしょうか。化合物の構造決定において、X線結晶構造解析、質量分析と並び極めて重要な位置を占めています。 量子化学計算プロ [→続きを読む]
メモ書き。Ubuntu 18.04 LTS (bionic)の場合です。 Ubuntu向けdebパッケージは下記URLからダウンロードできます。 https://github.com/nwchemgit/nwchem/releases/ta [→続きを読む]
メモ書きです。 最新のORCAにはGrimmeらのGFN-xTBプログラムが同梱されています。実行ファイルとしてはotool_xtbがこれに相当し、非常に高速な構造最適化や振動解析、MD等が実施可能です。-hオプションで簡単なマニュアルは見 [→続きを読む]
ORCAには標準出力ファイルからスペクトルの描画用ファイルを生成するツール(orca_mapspc)があります。で、これとgnuplotを使えば、さくっとスペクトルのpng画像を作れます。バッチファイルの一例。 :ir_start if ‘ [→続きを読む]
いろいろと苦労したのでメモ。 ORCAのパスはC:\orca (/mnt/c/orca)と仮定。 ①必要なプログラムのインストール OpenMPIが必須だが、Ubuntu 18.04 LTSならば sudo apt-get install [→続きを読む]
先週、ORCAのマイナーバージョンアップ(4.0.0.2→4.0.1)がありました。すでに全バイナリがダウンロード可能になっていますので、早速私もアップデートしてみました。 今回のアップデートは機能強化はなく、バグ修正のみということですが、 [→続きを読む]
世に量子化学計算プログラムは沢山ありますが、Windows環境でフリーで利用できるものはそう多くありません。 そんな中、このBlogではBash on Ubuntu on Windowsを使うことでその選択肢を広げられることを紹介してきまし [→続きを読む]
ここでは、ORCAを使った反応解析のやり方について、簡単にまとめておきたいと思います。 題材としては、座標が組みやすくシンプルな反応ということで、マロンジアルデヒド(エノラート型)の分子内プロトン移動を取り上げます(下図) 1.安定構造の最 [→続きを読む]
ORCAはv4からWindows版がCygwinを使うようになりました。一方Linux版のShared Libraryバージョンは、Windows 10に搭載されているBash on Ubuntu on Windows(以下BoWと省略)で [→続きを読む]
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