ORCA 4.0.0では大きな分子でも高精度計算が可能になってきていて、タンパク質レベルのサイズでもMP2計算ができます。
手頃なところで、PDBに登録されているCyclotideの1種(3E4H)を例にやってみました。
水分子を取り除いた本体で分子式がC122H184N34O40S6、アミノ酸29残基の環状ペプチドです。
! DLPNO-MP2 cc-pVDZ cc-pVDZ/C RIJCOSX PAL6 %MaxCore 9000 * xyz 0 1 (座標) *
こんな入力で、計算時間約12時間で堂々の正常終了でした。いけるもんですねぇ。
Leave a Reply
コメントを投稿するにはログインしてください。